クセロシキは、ゲームでは、フラダリの作戦が実行されている最中は、あまりしゃべっていなかったので、「思想は関係なく、ただ実験をさせてもらえるから入ったのだろうか?」と思っていました。
しかし、39話のCパートを見て、「実験をさせてもらえることよりも、思想に共感したから入団したのではないか」という可能性に気づきました。
〔結果〕
(フレア団結成前からすでに)クセロシキは彼らの仲間だったので、この仮説は不成立です。
<そう思った理由>
先ほど挙げた通り、39話でのCパートがその理由です。やはり、クセロシキが最後の方に言い放った、
「フレア団の思想に共感する者よ、入団を待っているゾ!」
というセリフが、そう感じさせたんだと思います。
また、印象の整理で、
・キャラクターが完全には記号化されていない
・精神年齢は結構大人かもしれない
と感じたことも関わっています。(印象の整理は、こちらのページです。)
クセロシキは一言で言ってしまえば「マッドサイエンティスト」なのですが、それにしては「周りのことが見えている」人物だ、と感じたんです。
周りのことが見えているゆえに、人間関係でのストレスも結構あるんじゃないのか、と考えました。
<裏付けとなりそうな部分>
1時間スペシャルなどで登場した、クセロシキとコレア達のシーンでしょうか。「仲よくぞ」と声掛けしたりしていましたから……。
(作戦失敗の報告を聞いたとき、怒りを露わにしたところは、ただ作戦が失敗したことに怒った、とも考えられるので、裏付けにはなりそうにないです。)
<もしそうであるならば>
もしも「共感」が理由としてあるならば、何かしら人間関係で苦労があったのではないか……と思います。
「人とうまく付き合えない」というよりは、「予想外の行動にでて困る」という感じでしょうか?
そうすると、そこから新たに2つの可能性が考えられます。
1つは「共感」と「実験」とは何ら関係のない、という可能性です。つまりは、実験協力は「科学者」として、「共感」は1人の人間としての理由(日常的な人間関係での障害
を取り除きたい。など……)ということです。
もう1つは、「共感」と「実験」には関係がある、という可能性です。先ほどと同じように言うならば、実験協力は「科学者」として、「共感」も「科学者」としての理由ということです。
例を挙げるならば、「自分の実験の成果を世間の人は認めてくれない」であったりとか、「実験協力者とよく揉めてしまって失敗してしまう」という感じでしょうか。
――――――――――
……と、以上でこの仮説は終了です。
見ていただいて、ありがとうございました!
(参考)
ポケットモンスターXY&Z:1話、9話、14話、39話
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