以前した「フラダリ(ゲーム)―印象―」で予告したとおり、ゲーム版とアニメ版のフラダリは違うのかどうか、そのことを考えていきたいと思います。
ただ、実際……これはかなり「怪しい」ところなんですよね……
状況としては確実に「違う」んですよ。古代兵器を使っていないことも、ポケモンを滅ぼそうとしていないことも、絆に重点が置かれていることも……
(それゆえ、この仮説が立てられたのですが)
けれど、感じとしては「同じ」といいますか……違う部分はあるのに、同じに感じてしまうといいますか……同じなのに違うところがあるといいますか……
(多少の違いがあることは、今までもありましたし……)
なので、ここで一度どう違うのか、はっきりしたいと思います。
それでは、違いについてみていきます。(この違いは、フラダリの性格に関わってきそうなもののみを対象としています。)
・何の力を利用するか
ゲームでは古代兵器、アニメではジガルデの力を利用しています。
昔王族がしたことが、フラダリの性格に関わっている部分があるのですが(詳しくは、「印象の整理」をご確認してください。)……古代兵器を使用した理由が、「決断は人がすべきでない」というものなので、これが違ったからと言って、「ゲームでのフラダリ≠アニメでのフラダリ」とは言えないです。
・目的・達成するための行動
ゲームでのフラダリの目的は、「愚かな人々を滅ぼすこと」「(利用されるという理由で)ポケモンを消し去ること」、それをすることで「美しい世界を築く」、「未来を良い方向へ変える」ことでした。
一方、アニメのフラダリも「美しい世界にする」「世界を変える」「未来変革」ことですが……行動の仕方が違うんですよね。少なくともポケモンを滅ぼそうとはしていませんし(サトシに「人とポケモンとの新たな可能性だ。来たるべき世界の“しるべ”になるだろうね。」と言っているところから。)
・メガシンカに対しての意識
アニメでは、「絆」として、純粋な興味があるように思えます。しかし、ゲームでは「選ばれた存在だからメガシンカできるのか」、という意識が強いんです。
・義務の意識
ゲームでは「義務」「責任」という言葉がフラダリの発言によく登場します。一方、アニメではそういった言葉は今現在(この「今現在」というのがまた微妙なところでして……)、殆どありません。
……ゲームとアニメでの大きい違いは、これぐらいでしょうか。こう整理すると、やっぱり違う所があるんですよね。
公開後、気づいた部分があれば、修正・加筆します。
見ていただいて、ありがとうございました!
(参考)
ゲーム:ポケットモンスター X、Y
ポケットモンスターXY&Z:1話、9話、14話、33話、36話、39話
最強メガシンカ:ACT2~4
(参考)
ゲーム:ポケットモンスター X、Y
ポケットモンスターXY&Z:1話、9話、14話、33話、36話、39話
最強メガシンカ:ACT2~4
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