Translate

2016年8月1日月曜日

整理:サトシの印象

ver:1.3
(写真の参考を変更しました)
 
引用:(c)NintendoCreaturesGAME FREAKTV TokyoShoProJR Kikaku (c)Pokémon
Copyright(c)TV TOKYO Corporation All rights reserved.
 
 
 
 
 前回の予告の通り、サトシの印象の整理を行います(暫く記事投稿ができず、すみませんでした)
 サトシの印象の整理は、できれば他のキャラクターと同じようにやろうと考えていたのですが……それができているかというと、できていないと思います。

 というのも、他のキャラクターはまだ初登場からそこまで時間がたっていないので、「印象」というものはまだはっきりしているんですが、サトシの場合、もう数十年近く……



 え……え!?


 すみません、取り乱しました。

 ……ということで、かなり長い間見てきたサトシに対する印象というのは、もう印象という形をとどめていないんですね。

「どんな家族?」というのには答えられても、「あなたの家族の印象は?」と聞かれると、難しいですよね。そういう感覚です。)

 なので、他のキャラクターの印象の整理とは、若干違ったものになっていると思います。

 見ている方の中に、違う・同じ印象を持たれた方がいらっしゃいましたら、どのようなものか、そしてどうしてそう思ったのかについてコメントしていただけると嬉しいです。

 それでは、参ります!

 サトシについて考えると、下のようなことが思いつきました。

 
①必ずリーダーシップを取るわけではない

②ポケモンが好

③頭で整理できないことでも、感情を頼りに動ける

 
それでは、細かく見ていきます。


①必ずリーダーシップを取るわけではない

 皆様の中に、中学校、高校時代小学校でも可)のクラスメイトに、リーダーのような存在がいた方が、いらっしゃるのではないでしょうか。

 文化祭、運動会、修学旅行といった大型のイベントはもちろん、開催されるまでの練習や準備の間、部活動中、休み時間中で起こるちょっとした大会(デザート争奪戦とか……)に至るまで、ずっと中心となって動いていたような人。

 その人が不向きなことがあったり、その分野でその人よりも得意な人がいたりしても、必ず中心に来て皆を団結させられるような人。

 ただ、サトシは、それとは違うリーダー性(もしかすると、リーダー性とは違うかもしれないですが……)を持っていると感じています

 今のサトシは、旅のメンバーの中心になっていますが、それがどんな場合でもそうなっている訳ではありません。

 例えば、トライポカロンの大会関係の事柄においてです。今の旅のメンバーの中では、セレナが最も中心に行きやすい事柄です。先ほど挙げた例のような人物であれば、恐らく、「セレナと一緒になにかする」でしょう。

 しかし実際サトシの場合は、自身の経験からのアドバイスすることにとどめられていました

 サトシにリーダー性がどのくらいあるのかは、わかりません。

 ですが、「中心となって動く」タイプのリーダーとは違う組み分け――中心に動けるときは動き、別に動ける人がいる場合は、その人を中心に据えて自身はサポートのような役割を取る――ではないかと思います。
 

②ポケモンが好き

 見たままですが、これ以上うまく表すのは難しいです。

 誰かの「ポケモンへの想い」に似ていない、という訳ではないんです。言うならば、その反対なんです。

 アランにも似ているし、ショータにも似ている(「ライバル対決!サトシゲッコウガVSメガジュカイン」を見て、さらにそう感じましたシゲルにも、ヒロシにも(もしかしたらシンジにも……)

 もっと言ってしまえば、全てのポケモン少年に似ている、になるでしょうか。

(この「全てのポケモン少年」は、アニメにとどまらず、ゲームやカードの登場人物、実際にポケモンに夢中になって遊んだ子供たちも含みます)


 ただ、その全てを比較すると、必ず違うものがあって、1つとして同じではない……うまく言えないのですが、ポケモンに夢中になった時、そこにできる「ポケモンが好き」という感情の中に、サトシが持つ「ポケモンが好き」という感情と同じものが出来るのではないでしょうか。

 

③頭で整理できないことでも、感情だけで動ける


 セレナに対し具体的なアドバイスをしたり、自分の感覚を言葉にして伝えたり(「こう、ズバーと来て、ドーンと」……みたいな感じですが……)もしていますが、どうやっても分からない時は、感情で動けているな、と感じます。
 ミュウとミュウツーの戦いを止めるときも、自分のポケモンがピンチなときも、自分が途方に暮れているときも……。
 サトシが感情で動くのは、自身の経験や考え方や常識では出せないような状況のときだけですが、感情で動くというのは、かなり難しいですし、失敗することも、成功することよりも多いと思います。

情だけではかなり危ういので、考え方やモラルや常識が必要になってできたのかなぁ、とも思います……まあ、個人的にですが……)

 特に前例のないことや、何か重大な物事が関わっているときは、決断した後どうなるのか、周りはどう思うのか、最終的に何もかも失敗するんではないだろうか、自身は人の道から外れてしまっているのではないか……。
 そういうリスクは、思いついているかどうかははっきりと言われていませんが、うすうす、感覚的には分かっているのではないかと見ていて感じます。

 それでもサトシが最後の最後に感情で動けて、しかもそれが揺らがないのは、「サトシが感情をごまかさずに受け止められていること」がかかわっているのではないかなあ、と思います。


ーーーーーーーーーー
 以上で、サトシの印象の整理は終わりです。
 
 やはり、他のキャラクターの印象の整理と比べると、ちょっと違うところがでています。なんといいますか……”引っ張られる”というような。
 
少しずつ、はっきりとさせていこうと思います。
 
 (参考)
ポケットモンスターからポケットモンスターXY&Zまで

0 件のコメント:

コメントを投稿