ver:1.0
ポケットモンスター XY&Zの48話「XYZの伝説」。
今回は、このストーリーで登場したカロス伝について。
※前編はカロスの遺跡からカロス伝序盤、後半はカロス伝中盤から終盤までを扱っていきます。
<発見されたカロスの遺跡>
衛星写真で見つかった、とある遺跡。
その遺跡は、先古代期(カロスの神話に語られる時代)、カロスの文明の礎となった都市国家の跡地でした。
(出土品からその存在は知られていましたが、どこにあるか不明だったため、遺跡の発見は世紀の大発見だったようです。)
調査する人々の中には、当時の人とポケモンの生活の痕跡を取材しにきた、ポケモンルポライターのパンジーと、遺跡にある「乙女像」を見にやってきたプラターヌ博士の姿がありました。
<遺跡の「乙女像」>
引用:(c)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (c)Pokémon
Copyright(c)TV TOKYO Corporation All rights reserved.
|
パンジーに案内され、プラターヌは乙女像(別名、石の瞳の乙女)の前へとやってきます。
洞窟を抜けた先にあったその像は、まるで生きているかのようで、カロス伝に登場する少女・アイラと酷似していたのです。
カロス伝でのアイラの話は創作であり、後からこの像が造られたのではないか―――その可能性もありましたが、実物を見たプラターヌ博士は、自信たっぷりに自身の考えを述べます。
カロス伝にあるように、少女・アイラは、イベルタルが石にしたのだと。
<カロス伝:ジャンとアイラ>
引用:(c)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (c)Pokémon
Copyright(c)TV TOKYO Corporation All rights reserved.
|
カロス伝は、ジャンが見たこと・体験したことをすべて書き記したものであるとされています(プラターヌ博士の言葉から)。
ジャンは貧しい少年で、村長の娘であるアイラに恋をします。
(アニメでは2人がどういう出会いをしたのか言及されていませんでしたが、恐らく、カロス伝にはそこから書かれているのでしょうね。)
互いを想う2人でしたが、ジャンはアイラの父(村長)から「イベルタルを討て」と命じられ、旅立つことになります。
(予言者であるマジカが、この土地はイベルタルにより命を吸収される、逃れられない定めだと告げたからです。)
行かないでくれとアイラと止めますが、「見事イベルタルを討つことができれば、アイラとの結婚を許す」という村長の言葉を信じ、ジュンは旅立ちます。
しかし、ジュンが旅立ったその時、イベルタルが村へとやってきたのです。
上空のイベルタルを視認したジュンは、村へと向きを変え、イベルタルを討ちに行きます。
けれど、相手は伝説のポケモンです。パートナーであるポケモン・ファイアローの攻撃も効きません。
とうとう、イベルタルがジャンを狙います―――その時、アイラがジャンをかばい、攻撃を受け、ジャンの目の前で、アイラは石にされてしまうのです。
<カロス伝:旅立ち>
崖から落ちたことで、一命をとりとめたジャン。意識を取り戻し村へと向かうと、村はイベルタルにより破壊されていました。予言通り、イベルタルは周りの命を枯らし、眠りについたのです。
そして、そこには石化されてしまったアイラの姿も。
泣き崩れるジャンの元へ、予言者マジカがやってきます。
「大地をよみがえらせる力をもつゼルネアスなら、何とかできるかもしれない」―――その言葉を希望に、ジャンはゼルネアスがいる、虹のように輝く森を探すため、出発します。
――――――――
<参考>
ポケットモンスター XY&Z:141話
0 件のコメント:
コメントを投稿