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2018年12月17日月曜日

整理:カロス伝:前編

ver:1.0

 ポケットモンスター XY&Zの48話「XYZの伝説」。

今回は、このストーリーで登場したカロス伝について。

※前編はカロスの遺跡からカロス伝序盤、後半はカロス伝中盤から終盤までを扱っていきます。




<発見されたカロスの遺跡>


 衛星写真で見つかった、とある遺跡。

その遺跡は、先古代期(カロスの神話に語られる時代)、カロスの文明の礎となった都市国家の跡地でした。

(出土品からその存在は知られていましたが、どこにあるか不明だったため、遺跡の発見は世紀の大発見だったようです。)

 調査する人々の中には、当時の人とポケモンの生活の痕跡を取材しにきた、ポケモンルポライターのパンジーと、遺跡にある「乙女像」を見にやってきたプラターヌ博士の姿がありました。


<遺跡の「乙女像」>


引用:(c)NintendoCreaturesGAME FREAKTV TokyoShoProJR Kikaku (c)Pokémon
Copyright(c)TV TOKYO Corporation All rights reserved.


 パンジーに案内され、プラターヌは乙女像(別名、石の瞳の乙女)の前へとやってきます。

洞窟を抜けた先にあったその像は、まるで生きているかのようで、カロス伝に登場する少女・アイラと酷似していたのです。

 カロス伝でのアイラの話は創作であり、後からこの像が造られたのではないか―――その可能性もありましたが、実物を見たプラターヌ博士は、自信たっぷりに自身の考えを述べます。

 カロス伝にあるように、少女・アイラは、イベルタルが石にしたのだと。


<カロス伝:ジャンとアイラ>


引用:(c)NintendoCreaturesGAME FREAKTV TokyoShoProJR Kikaku (c)Pokémon
Copyright(c)TV TOKYO Corporation All rights reserved.

 カロス伝は、ジャンが見たこと・体験したことをすべて書き記したものであるとされています(プラターヌ博士の言葉から)

ジャンは貧しい少年で、村長の娘であるアイラに恋をします。

(アニメでは2人がどういう出会いをしたのか言及されていませんでしたが、恐らく、カロス伝にはそこから書かれているのでしょうね。)

 互いを想う2人でしたが、ジャンはアイラの父(村長)から「イベルタルを討て」と命じられ、旅立つことになります。

(予言者であるマジカが、この土地はイベルタルにより命を吸収される、逃れられない定めだと告げたからです。)

 行かないでくれとアイラと止めますが、「見事イベルタルを討つことができれば、アイラとの結婚を許す」という村長の言葉を信じ、ジュンは旅立ちます。

 しかし、ジュンが旅立ったその時、イベルタルが村へとやってきたのです。

上空のイベルタルを視認したジュンは、村へと向きを変え、イベルタルを討ちに行きます。

けれど、相手は伝説のポケモンです。パートナーであるポケモン・ファイアローの攻撃も効きません。

 とうとう、イベルタルがジャンを狙います―――その時、アイラがジャンをかばい、攻撃を受け、ジャンの目の前で、アイラは石にされてしまうのです。


<カロス伝:旅立ち>


 崖から落ちたことで、一命をとりとめたジャン。意識を取り戻し村へと向かうと、村はイベルタルにより破壊されていました。予言通り、イベルタルは周りの命を枯らし、眠りについたのです。

そして、そこには石化されてしまったアイラの姿も。

 泣き崩れるジャンの元へ、予言者マジカがやってきます。

「大地をよみがえらせる力をもつゼルネアスなら、何とかできるかもしれない」―――その言葉を希望に、ジャンはゼルネアスがいる、虹のように輝く森を探すため、出発します。




――――――――

<参考>
ポケットモンスター XY&Z:141話

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