リーリエはポケモンに触れることができない。
アニポケのリーリエの設定の1つに、これがあります。(そして、どうしてそうなったのかについては、まだアニメでは語られていません。)
最初のころは、「トラウマかな?」と思っていたのですが、もしそうならば「どうしてポケモンが嫌い・苦手ではないのだろう?」、「少しずつ触れるようになるハードルが下がっているのだろう?(↓の※を参照)」とも思っていました。
※ポケットモンスター サン&ムーンの第8話、第14話、第30話、第32話の様子を見ると、第8話と第14話では危機的状況で触れたのに対し、第30話では嬉しさがきっかけで、第32話ではチャレンジのみで触れるようになったことから。
今回、トラウマ以外の可能性が浮かび、記事にしました。
その可能性とは、「暗示効果のあるポケモンの技を受けたため」というものです。
※学術的には「本当に、トラウマになるような経験は抑圧され、今の行動に影響を与えるのか」について議論がありますが、アニメ等では「トラウマによって記憶が押さえつけられる」ということが時折描写されるため、理由の1つとして考慮しました。
〔結果〕
アニメ内でザオボーがリーリエの記憶をポケモンの力で消したことが判明しました。よって、仮説は成立です。
<そう考えるに至ったきっかけ>
冒頭に書いた「少しずつハードルが下がってきている」もそうですが、もう1つ、この記事を書いたのがきっかけとして強いです。
前編では「ポケモンに触れない人は誰がいるのか/どういう風に触れないか」(トオイ、カスミ、アラタマ池のジョーイさん)、後編では「リーリエはどのように触れないか/3人とリーリエの比較」を行いました。
その際、3人ともあまりかぶっていなかったことから……今までにないようなパターンではないか?
「どうしてなのだろう?」と考え、いくつかパターンを考えた中で、「ポケモンの技が原因ではないか?」というのが一番しっくりきました。
<どういう状況が想定されるか>
ポケモンの技には、「変化」の分類に入るものがあります。(例えば、「ねむりごな」、「あくび」、「あられ」というような。)基本的に、アニメとゲームでは用途はそこまで変わらないものが多いのですが、違う場合も。「さいみんじゅつ」が有名でしょうか。ゲームやアニメのバトルシーンでは相手を眠らせますが、劇場版「アルセウス 超克の時空へ」では相手を操るためにも使われていました。
これと同じように、ポケモンの技を応用させ、リーリエに対し「ポケモンを触れなくなる(そして、された記憶を失う)」というような暗示をかけられたなら。
ポケモンが好きなままでポケモンに触れなくなり、(第8話の出来事から)少しずつ触れるようになり、なおかつその時の記憶がない、という状況を作れるのではないでしょうか。
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<参考>
ポケットモンスター サン&ムーン:8話、14話、30話、32話、49話
劇場版 ポケットモンスター アルセウス 超克の時空へ
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