<仮説>
フラダリの仕事部屋がアニメで何度か映っていますが、その際、ガラスケースが登場しますよね。つぼ(かめ?)や甲冑……ランプなんかもありました。背景は、美術監督さんが監督さんや演出さんと何度も打ち合わせを重ねて決めている……ならば、背景から登場人物像を見ることも可能だと思います。
(アニポケには金村勝義さんという美術監督さんがいらっしゃいます)
今回は部屋の展示物からフラダリを読み取れるのではないかと思い、考察を行いました。
<考察>
まず、展示物にどのような物があるかを確認します。アニメ映像と睨めっこしながらフラダリの部屋の内装を確認したところ、
『模様のないつぼ』→『ランプ』→『模様のあるつぼ』→『男性像』→『甲冑』
という順番で、部屋を反時計回りに並んでいました。
引用:(c)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (c)Pokémon Copyright(c)TV TOKYO Corporation All rights reserved. |
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・つぼ
この部屋にはつぼが2つあり、1つは模様が確認できています。つぼやかめは、飲料の運搬や保存、鑑賞などの目的がありますが……片方のつぼの彫られている模様が身近にあるものでできる(細かくない)ことから、古い時代の物、つまりは実用的かつ文化を示したものだとわかります。
縄文土器の模様にも、そのような背景があるのではという説がありました。(※1)
もう片方の、模様が無いつぼは、土色が違うので用途は異なるかもしれません。
縄文土器の模様にも、そのような背景があるのではという説がありました。(※1)
もう片方の、模様が無いつぼは、土色が違うので用途は異なるかもしれません。
・甲冑
飾りのなさや、鉄板で隙間を埋めているところからすると、実戦用ですね。紋章もないので、高貴な人物のものではないかもしれません。
・男性像
上半身だけ、筋肉ムキムキから見て、誰かの神格化、もしくは理想化された像ですね。芸術家はお金持ちから注文を受け、その要望に合わせて造ります。(返品もあったみたいです)
・ランプ
シェードランプの歴史は、詳しいことは分かりませんでした。(力及ばず……)
ただ、アンティークのらランプの中にはリプロダクト品が出回っているものもあるので、このランプも、(照明として使われていないことから)アンティークとして展示されているのでは、と思います。
ただ、アンティークのらランプの中にはリプロダクト品が出回っているものもあるので、このランプも、(照明として使われていないことから)アンティークとして展示されているのでは、と思います。
――――――――――
……と、フラダリの部屋の展示物は以上です。
物の本来持っている役割よりも、形の維持を優先させている。時代はバラバラで、それぞれ歴史的・文化的価値のあるものが多い。並べ方は時代順ではない。自身の権威を体現するものは少ない。
フラダリの集めたものなのか(カロスの歴史・文化をしるため?)、それともフラダリの先祖(王族)が集めたものか(王族には権威の体現よりも歴史や文化を学ぶことが大切だという考え方をもっていた?)、そこははっきりしません。
しかし、集めたものに何かの基準があるならば、これらの品をガラスケースに保存しているフラダリは、「カロスを縦の広がり(過去、現在、未来……)において、歴史的・文化的視点を中心に据えている」と言えないでしょうか。
(この記事の後、別の可能性も考えてみました。良ければご覧ください。
<仮説>フラダリは”部屋”の再現をしているのか)
出典
※1:http://www.maibun.or.jp/qa/a25.html 栃木県埋蔵文化財センターより(2016/6/17)
(参考)
最強メガシンカ:ACT2、4
ポケットモンスターXY&Z:1話、33話
(この記事の後、別の可能性も考えてみました。良ければご覧ください。
<仮説>フラダリは”部屋”の再現をしているのか)
出典
※1:http://www.maibun.or.jp/qa/a25.html 栃木県埋蔵文化財センターより(2016/6/17)
(参考)
最強メガシンカ:ACT2、4
ポケットモンスターXY&Z:1話、33話
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