ポケットモンスター サン&ムーンの3人のメインヒロイン、「マオ」「スイレン」「リーリエ」。
今回は、その3人の関係性について考察していきます。
※前編は3人でいるときの関係とマオ&スイレンの関係、後編はリーリエ&マオ、スイレン&リーリエを考えます。後編の記事へは記事の下部からアクセス可能です。
それではさっそく。まずは、3人でいるときの関係について。
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<3人でいるとき>
マオ、スイレン、リーリエ。3人はポケモンスクールの生徒でありクラスメイト。3人一緒に行動することも珍しくないようです。
一緒にパンケーキを食べに行ったり(サン&ムーン41話)、ショッピングを楽しんだり……(サン&ムーン20話)。
それから、バーネット博士とククイ博士の結婚式の際の反応も似通っていました(サン&ムーン55話)。
海水浴に行ったときは、3人で「女子グループ」を作って水の掛け合いをしていましたね(サン&ムーン12話)。
これらのことから、3人で行動するときは「共通の好みで動く」と考えてよさそうです。
(少し例外だったのは、41話でサトシたち3人の男子を見たときでしょうか。マオやスイレンは「男子って……」となっていましたが、リーリエはそういう反応ではなかったです。)
誰がリーダー格なのかというのは、3人の場合は「特に決まっていない」とするのが妥当のようです。
(3人が集まって何かに反応しているシーンでは、マオが中心にいることが多いように感じますが、リーダー格とは言い切れません。)
<マオ&スイレンの関係>
マオはスイレンを「スイレン」、スイレンはマオを「マオちゃん」と呼び合います。
何故スイレン→マオのみ「~ちゃん」なのかと長く疑問に思っていましたが、59話でそれが明かされました……!
理由は、幼いころ、マオがスイレンに「(自分のことを)マオちゃんって呼んで!」といったことでした。
呼び捨てと比べると「~ちゃん」と呼ぶことは心的距離が遠いように思っていましたが、「マオちゃんと呼ぶこと≒親愛の証」だったんですね!
更にこの回からは、スイレンのジョークに対するマオの反応についても新たな解釈ができます。
スイレンはよく嘘(ジョークに近い)を言うのですが(サン&ムーン5話など)、それによくツッコミを入れるのはマオです。
「(リーリエは転校してスクールに入ったので)スイレンとマオは長年一緒にいるから、マオがそのスイレンのペースを読み取りやすいのではないか?」と思っていました。
しかし、59話を見て、そうでない理由も浮かびました。
そう思ったシーンは、59話でスイレンがマオにザロクの実の味について嘘をついたときです。
最初マオはそのことに怒りましたが、スイレンの言葉から、それが自分の涙を止める為だと知りました。
そのエピソードから考えれば、マオにとってスイレンの嘘は、「そこにいる誰かのためにしている嘘」だとされている―――ゆえに、マオはスイレンの嘘を理解し、よくツッコミを入れるのではないでしょうか?
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後編はこちらから。
<参考>
ポケットモンスター サン&ムーン:5話、12話、20話、26話、41話、55話、59話
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