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以前、ポケモンコレクターを2つに分類したのですが、「それだけでは収まらないのでは?」と感じ、今回、再考に至りました。
分類は2つから3つへ。
1つは「収集中心のコレクター」、もう1つは「収集以外が中心のコレクター」、そして新たに「両方を中心とするコレクター」を加えます。
<3つに分けることになった経緯>
以前「整理:狭義と広義のポケモンコレクター」という記事において、「ポケモンコレクター」を2つに分類しました。(内容は下記を参照)
・狭義のポケモンコレクター
「収集する」ことが一次的な行動である人物であり、「コレクターとコレクション対象」と同等、またはそれ以上の別の関係を築けていない人物。
・広義のポケモンコレクター
基本的には「他者のためではなく、自らのためにポケモンを収集する人物」
(「広義のポケモンコレクター」ではあるが、「狭義のポケモンコレクター」ではない場合は、) 「収集する」ことが(主に)二次的な行動である人物であり、「コレクターとコレクション対象」以外の強い関係を築いている人物
しかし、「おしらせ:記事「それぞれの炎を考える」を企画します! 」でレッドというキャラクターについて考え直した際、レッドはどちらも含むのではないか?と感じました。
(ポケモンに対し収集という認識は強いが、同時に、仲間というような収集とは違う関係を結んでいる。)
それを踏まえ、今回、ポケモンコレクターについて再考しました。
<ポケモンコレクターを3つに分類/例>
新たに考えた結果、このような図を作ることができました。(横軸が「ポケモンはどれくらい収集対象であるか」、「縦軸が「ポケモンはどれくらい収集以外の対象であるか。矢印の先へいくほどそれが強いものとする。)
①収集中心のコレクター(黄色い矢印)
まずポケモンに対し”収集”を中心に据えるポケモンコレクター。ポケモンとの関係はあくまで「コレクターとコレクション」であり、それ以外のポジティブな関係は「コレクターとコレクション」以上にはなっていないとします。(ポケモンのコレクションとしての価値>ポケモンのコレクション以外での価値)これは以前書いた「整理:狭義と広義のポケモンコレクター」での「狭義のポケモンコレクター」にあたります。
例として挙げられるのは、ポケモン映画2作目「ルギア爆誕」に登場したジラルダン。ジラルダンは基本ポケモン以外の収集が多いですが、ポケモンを収集した際、「コレクション」として見ていました。
(それらのポケモンは檻のような物に入れられ、ジラルダンに対するポケモンの感情も良いものではありませんでした。)
②収集以外が中心のコレクター(赤い矢印)
次に見るのは「収集以外を中心に据えるポケモンコレクター」。以前書いた「整理:狭義と広義のポケモンコレクター」での「広義に属するが狭義には属さないポケモンコレクター」がここにあたります。(ポケモンのコレクションとしての価値<ポケモンのコレクション以外での価値)
集めてはいるけれども育てたりパートナーにするのが目的であったり。それから、好きすぎていつの間にか集めていたり。
例として挙げられるのは、前者でいうとハナダジムジムリーダーのカスミ、後者でいえばピカチュウの映画を作っていたフランクがここに当てはまるでしょうか。
③両方を中心とするコレクター(オレンジ色の矢印)
さて、今回新たに加わったのがこれ。ポケモンが収集対象でありつつも、別の関係も築いていく、そんなポケモンコレクター。(ポケモンのコレクションとしての価値=ポケモンのコレクション以外での価値)
例として言えるのは、「ポケットモンスター THE ORIGIN」の主人公、レッド。彼の旅の目的は「たくさんのポケモンをゲットしてポケモン図鑑を完成させること」。しかし、ポケモンとのつながりも大切にしていて、実際、ポケモンとも良好な関係を築けていました。
他に例を挙げるとするならば、アドバンスジェネレーション第57話「パッチールがいっぱい!幸せさがして山のかなたに!?」に登場したトレーナーでしょうか。彼はめずらしいポケモンを集めていましたが、関係も良好なものでした。
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再考についてはここまでです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
劇場版ポケットモンスター ルギア爆誕
ポケットモンスター:7話
ポケットモンスターXY:78話
ポケットモンスター THE ORIGIN
ポケットモンスター アドバンスジェネレーション:57話
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