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2018年5月30日水曜日

考察と仮説:ポケモン世界にある2種類の化石について:後編

ver:1.0

 ポケモン世界にある2種類の化石について。後編です。

前編はこちらから↓
整理:ポケモン世界にある2種類の化石について:前編

※前編はポケモンの化石についての基本情報です。

 後編は、前編で話した仮説―――


どうしてポケモンを復活させる時には、”体の一部の化石”を用いるのか?

体の一部で復活させられるなら、なぜ”体全体の化石”を使わないのか?


 この2つについて考えていきます。

まずは、実際に行われた研究について少し。




<実際にある、関連する研究>


まず、実際の研究について少し調べてみました。

 調べたのは、マンモスを復活させる、という研究です。

(本当は「化石 復活」をキーワードで調べたかったのですが、ポケモンの記事が大量に出てきてしまい、断念。)

 すると、岐阜県畜産研究所飛騨牛研究部が行っていた、「ロシア共同マンモス復元プロジェクト(※1)」に行きつきました。

 それによると、マンモスを復活させる方法は2つ。

 1つは「顕微鏡授精技術を利用した方法」です。しかし、これは何年も復活させるのに時間がかかるため、あまり実用的ではないそうです。

 もう1つは「体細胞クローン技術を利用した方法」。

この方法では、凍結死体となったマンモスからDNAの保存状態が良い細胞を取り出します。

 その2つのうちどちらかの技術がポケモンでの化石復活に使われているとすれば、後者と言えるでしょう。


<ここから考えられる可能性>


 ポケモンの化石復活には、「体細胞クローン技術を利用した方法(もしくはそれに近い方法)」が使われている―――。

 それを前提とし、1つ、仮説を立ててみました。

 それは、「ポケモンには自身のDNA情報を良い状態で保存する身体機能が備わっている(ただし、特定の状況にのみその機能が発動する)」というものです。

 ポケモンは普通の状態で死んだならば、「DNA情報を良い状態で残す機能」は働かない。

そのため、例え”体全体の化石”が見つかってもそこからは悪い状態のDNAしか見つからない。

ゆえに、それを使って復活させようとすると、復活ができなかったり、アルトマーレの時のような、不完全な状態で復活してしまう、ということが起こるのではないでしょうか?)

 しかし、もうすぐ死んでしまうポケモンが特定の状況に置かれ(例えばポケモンが「死にたくない」と思うような)、「DNA情報を良い状態で残す機能」が働いた場合。

 体の一部に良い状態のDNAが残り、その結果、体の一部の化石となって、復活に使われているのではないでしょうか。

――――――――――
ここまで見ていただき、ありがとうございます。

前編はこちらからもどうぞ。

<参考文献>
※1:http://www.livestock.rd.pref.gifu.lg.jp/CLONE/mammoth/mammoth.html
ポケットモンスター THE ORIGIN
劇場版 ポケットモンスター 水の都の守り神 ラティオスとラティアス
ポケットモンスター サン&ムーン:1話
劇場版 ポケットモンスター ミュウツーの逆襲


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