ポケモンには、大きく分けて2つの種類の化石があると言えます。
1つは、博物館などで見るような、形がはっきりとわかるもの(↓画像参照)。サトシが通っているポケモンスクールにもいくつか展示されていますね。
(ニビシティの博物館に展示されている、プテラの全身の化石)
引用:©2013 Pokémon. ©1995-2013 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc |
もう1つは、化石ポケモンを復活させるために用いられる、”体の一部の化石”です。
この2種類の化石はアニメ、ゲームともに登場してきましたが……ふと疑問に思ったことが。
どうしてポケモンを復活させる時には、”体の一部の化石”を用いるんでしょうか?
体の一部で復活させられるなら、なぜ”体全体の化石”を使わないんでしょうか?(体全体を使った方が、復活させやすいような……。)
そこで今回、化石の復活について、実際にされている研究を調べ、考察し、幾つか仮説を立ててみました。
前編は、今はっきりしている、ポケモンの化石の情報について。後編では、実際にされている研究をもとに、どういう可能性があるかを本格的に考えていきます。
<ポケモンの化石とは>
ポケモンの世界には、ポケモンの化石というものが存在します。
化石となっているのは、プテラやカブト、アーケンといったような、太古のポケモンたちです(ミュウのまつげ化石というものもあるので、例外は少なからずあります)。
基本的に実際の世界にある化石と同じですが、ポケモンの世界では「足跡の化石」のようなものは出てきてません。
(ポケモンの足跡はあるので、ある可能性は否定できませんが。)
そんなポケモンの化石。実は、ポケモンの世界ではそれを元の生き物に復元する技術があるのです。
<化石ポケモンの復活>
主に、研究所や博物館にそのマシンがあります(ニビかがくはくぶつかん、グレンタウンのポケモン研究所など)。
それにより復活したポケモンの多くは、元となったポケモンと同じ姿で復活しますが、やり方によっては、ミュウツーの場合のように、そこから別のポケモンを生み出すことも可能のようです。
しかし、復活したポケモンは、見た目こそ元のポケモンと同じであれ、太古のポケモンそのものとは言い難いです。
(遺伝子は共通でしょうが、性格というものは環境などにより変化もしますので、まったっく同じポケモンにはなりえないでしょう。)
アニメでは登場はありませんが、カードゲームに「なにかの化石」「たまごの化石」といカードがあることから、特定不能の化石や、たまごの状態で化石になったポケモンもいるでしょう。
地域の名前がついている、「ホロンの化石」というものも存在するそうです。
また、化石ポケモンの復活は、自衛策として応用された歴史があります。
代表的なのは、アルトマーレ。怪盗のリオンはマシンと使い、化石からポケモンを復活させ、サトシ達を襲わせました。
(ただし、復活したそのポケモンたちは、その行動から、それぞれ意志というようなものは見受けられません。)
<2種類の化石>
しかし、ポケモンの世界には、復活に使わせない化石というものもあります。
その1つが、今回取り上げている「体全体の化石」です。
「体全体の化石」は、博物館に展示されているものが主で、殆どは復活のために使われていません(例外は、先ほど挙げたアルトマーレ)。
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後編は、実際に行われている研究及び、前編の内容とその研究とをもとに仮説を立てていきます。
後編はこちらから。
<参考>
Q&A検索結果|ポケモンカードゲーム公式ホームページ:http://www.pokemon-card.com/rules/faq/search.php?regulation_faq_main=&page=358(ホロンの化石、たまごの化石についての記載あり)
なにかの化石|ポケモンカードゲーム公式ホームページ:http://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/4086/regu/DP(なにかの化石についての記載あり)
ポケットモンスター 赤 緑/ファイアーレッド リーフグリーン
ポケットモンスター ブラック ホワイト
ポケットモンスター サン&ムーン:1話
ポケットモンスター THE ORIGIN
劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲
劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティオスとラティアス
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