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2017年8月3日木曜日

劇場版「ポケットモンスターキミに決めた!」を見に行きました!

ver:1.1
(タイトルを修正:君⇒キミ)

 7月15日に公開された「ポケットモンスター キミにきめた!」。だいぶ遅くなってしまいましたが、ようやく見に行くことが出来ました!



 記念すべきピカチュウ・ザ・ムービー20作目「ポケットモンスター キミにきめた!」。映画を見る前は、なるべく 情報を入れないよう入れないよう……としていたため、見る前はかなりの期待と不安がありました。

 記事上部ではネタバレを避けるため、内容にかかわる事を避けて言うならば……



よし!
2回目いつ見に行こうか!


 と、なりました。


  いや、本当感動しました……!

 できれば2回目だけじゃなく、3回目も見に行きたいです!



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※ここからの感想はネタバレを含みます

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 「remake」ではなく「refine」。

 「ポケットモンスター キミにきめた!」。この映画はポケモン第1話を元とした映画ですが、湯山監督がおっしゃっていた通り、refine映画だと感じました。

 感動の多くは筆舌にしがたいのですが(そして元々自分自身感想を書くのが苦手で)、ここからは言葉にできるところを簡単にですが書き起こそうと思います。


・オニスズメの視界


 他の方の感想を見ると、あまりこのシーンについて取り上げられていなくて若干寂しいのですが……

 サトシが投げた石がオニスズメに当たり、誰がやったのかを探ろうと周りを睨むオニスズメ。その際、オニスズメにはどういう風に周りが見えているのかが描写されました。

 色の無い白黒の世界。虫のように6角形の区切りがある見え方。今まで映画では「ルカリオが波動で感知する世界」や「ラティオス・ラティアスの夢映し」など、ポケモンが見える世界、ポケモンが作る世界が描写されてきたのですが、ここで新たにオニスズメの視界を見れるとは……!

 不思議な生き物としてのポケモンにも興味があるので、見ていてとても興味深いものでした。


・ソウジについて


 映画でのオリジナルキャラクター(=アニメには登場していないキャラクターとして登場したソウジ。

 ポケモンの博士になりたいという夢。レントラーとの記憶。ルカリオとの信頼関係。そしてなにより、ポケモンが大好き!というのが伝わってきたこと……。

 母親へコンプレックスを抱えるマコトや、強さを追い求めるクロス、ホウオウを探し続けるボンジイなど、引き込まれるオリジナルキャラクターはおおかったのですが、ソウジには特に引き込まれました……!


・バタフリー、リザードンとのシーンについて


 バタフリー、リザードンといえば、無印時代のサトシのパートナーです。前情報をなるべく入れないようにしていたこともあり、)話のメインは無印第1話かな?」と思っていたので、バタフリーとリザードンについての掘り下げがあり、驚くとともに懐かしかったです。

(ただ、バタフリーやリザードンのエピソードを見ていない子たちもいるので、見ながら「ちゃんと気持ちがついていけてるかな……」と少し不安にはなりました。)

・本に登場した文字


 ホウオウについての書物が登場したシーン。そこでは、ちらっとですがイッシュ文字に似た文字が並んでいました。

 TV放送されれば、その文章を読み解くことが出来るかもしれません!

 「トゲデマル育成プログラム」での文字のように、イッシュ文字が使われていても解読できない場合もあるので、「イッシュ文字が使われている=解読できる」訳ではないのですが、今からとても楽しみな自分がいます……!


・サトシの灰色世界


 これに関しては、感想というよりも、考察、という感じですかね。

 ※これについては、この記事でさらに考察を深めました
  ⇒考察と仮説:サトシが見た色の無い世界について

 サトシがマークシャドーの力によって見せられた「灰色の世界」。それは、ポケモンのいないサトシの世界でした。

 「灰色の世界」というと、「色を失った世界」というイメージがあったのですが、この「灰色の世界」は別のもののように思いました。

 言うならば、「光が反射しなかった世界」、でしょうか。

 夢のシーンでも語られていたように、虹は光の反射によって起きる現象です。それは言い換えるならば、光の反射が目に入ることで色を感じ取る。それは言い換えるならば、目に光の反射が無ければ、色を感じ取れないということです。

(人や物の存在自体は、光が無くとも確かめることができる。しかし、色は光が無いと確かめるとこはできない。)

 実際には無い世界アニポケの世界とも、実際にある世界とも違う、ポケモンの概念そのものが無い世界

(サトシたちの世界で考えるならば、それはポケモンが存在しない世界。)

(私たち視聴者のいる世界で考えるならば、松本さんがサトシの声優さんでなく、湯山さんがアニメのポケモンに携わらず、田尻さんがポケモンのゲームを作らなかった世界。)

 けれども、もしかしたらあったかもしれない世界。そして、故に、ポケモンに夢中だったサトシには目に反射しでこなかった世界だった。(サトシの見た「ポケモンがいない世界」が灰色だったのは、そういうことなのかな?と感じました。)

 その世界は、きっと楽しくないわけじゃない。ママがいて、オーキド先生がいて、談笑できる友達がいる。旅ができないわけじゃないし、ポケモン以外のものに夢中になれるものがあるかもしれない。

 けれど、それでもポケモンがいる世界が好きで、相棒のピカチュウがいる世界を欲する。サトシはそのことに気づき、そして、見ている側の自分も、ポケモンの概念がある現実の世界が好きであることを再認識していました。


・EDテーマについて


 今回は「ディアルガVSパルキアVSダークライ」で使われた曲「オラシオンのテーマ」に歌詞がつけられた(しかも歌うのはジラーチのEDテーマを歌っていた林明日香さん!)ものでした。

 EDには歴代のサトシの旅の仲間が登場しました。ょうがないとは思うのですが、Nは登場しなかったです……EDにタケシ達が登場し始めたので、「もしかすると、もしかするかもしれない!」と思っていたのですが……)

 ただ、最後にセレナが登場したときは「!?」となりました。

 勿論セレナはサトシの旅の仲間なので、登場する前も「出るだろう」とは思っていたのですが、1人だけ最後笑顔を向けて居たり、登場した際の歌詞が「キミの笑顔が やっぱり 一番好きなんだ」だったりして、「これはもしかすると、もしかするのか!?」となっていました(笑)。

(勿論歌詞は今回の映画に沿うように書かれているでしょうし、順番も、セレナがカロス地方で最後に仲間になったので偶然といえば偶然だと思うのですが、なんというか、色々考えてしまいました(笑)。)


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