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2017年11月13日月曜日

仮説:ザオボーがリーリエの記憶を消した理由について2つ

ver:1.0

 サン&ムーン49話で、ザオボーがリーリエの記憶をポケモンの技を使って消していることが判明しました。

(以前立てた仮説が当たり、すこしびっくりしました……。)

今回は、ザオボーがなぜリーリエの記憶を消したのか、それについて2つの可能性があるのかを見ていきます。


<2つの可能性>


 恐らく可能性としては2つよりも多くあると思うのですが、思いついたのは2つです。

1つは「”記憶抹消=特定の事態に対処するための行為”で、実際にそれが起きたから」。

もう1つは「リーリエに傷ついてほしくなかった」。


理由その1:”記憶抹消=特定の事態に対処するための行為”で、実際にそれが起きたから


 ザオボーの様子から、記憶の抹消は初めてではない可能性が高いように思えます。

 ということは、今まで記憶抹消(及びその試行錯誤)をしてきたということです。

(もちろん、リーリエの記憶の抹消が最初という可能性もありますが、その場合でも事前にポケモンの技で記憶を消す方法を探る必要があり、やはり何らかの事態を想定した行為と言えます。)

 そして、リーリエの記憶を消したのも、その特定の事態が生じたため。

 では、特定の事態とは何でしょう?

 ゲーム版のザオボー(ブログの内容)を考えると、例えば、出世の邪魔に対処するための手段であるから。

自分の失敗を知られたら、出世に響いてしまう。

だから、何か自分のミスになるようなものを見られたらその人の記憶を消してなかったことにしてしまおう。

そのために、記憶抹消という手段を使えるようにした。

 他にも「自分の秘密を知られないために」ということも考えられそうですね。

(この可能性であれば、「グラジオは記憶があったのになぜ修行に出るのが遅れたのか」という問いに対し、「ザオボーにその場で記憶を消され、途中で思い出したから」と答えられます。)


理由その2:リーリエに傷ついてほしくなかった


 こちらはかなりピンポイントな理由。リーリエに傷ついてほしくなかった、というものです。

 ウルトラビーストが現れた際、ザオボーは怯えてしまい動けなくなっていました。

 (状況的に言うならば、)同じように怯えていたリーリエの気持ちは、痛いほどわかるはずです。

自分は実験関係者だからこの怯えから離れることはできない。

けれどリーリエは偶然ここに迷い込んだだけ。記憶を消せば、怯えを取り除けるかもしれない。

そう考え、リーリエの記憶をポケモンの技を使って消した。

(この理由では、「グラジオの記憶がなぜ残っているのか」という問いに、グラジオを説得したためと答えられます。)

どうしてザオボーがそんな技術を使えたのかは、理由その1で述べた「何かの事態を想定して」と同じです。

(この場合での「何らかの事態」は、例えば「いやな記憶を忘れて生きていきたかったから」などが言えるでしょうか?)


<どちらの可能性がありえそうか?>


 大抵仮説を立てた場合は、どちらかが高い/低いと思う場合が多いのですが、この2つは同じぐらいに思えます。

(1人のザオボーファンとしては、理由その2であってほしいとは思うのですが……)

「グラジオと同じ結論に至っている(記憶は消したほうがいい)」、「グラジオには記憶がある(ただし行動はすぐに起こしてはいない)」などの事実がありますが、どちらの可能性もあてはめられます。



―――――――――
(追伸)
もしかすると、ザオボーはリーリエ以外の他者(例えばルザミーネやグラジオ)にも使っているのでしょうか……。

<参考>
ポケットモンスター サン&ムーン:49話


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