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フレア団のストーリー考察9記事目。フラダリの一件後のアランについてです。
(クセロシキについてはまだ少し掘り下げなくてはいけない部分があるので、別の記事にするか、この記事に追加します。)
事件後のアランの決意は。
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<事件後のアラン>
アランはマノン、ハリマロンと共に、日時計から出ているエネルギーを辿る旅にでます。
その腕に、フラダリから与えられたメガリングはありません。(事件の参考として提出したためです。)
しかし、メガシンカを極めることを捨ててはいません。
(それは、「こんどこそ自分の手でキーストーンとメガストーンを見つけて見せる。そのときはサトシ、もう一度バトルしてくれ。」というセリフからうかがえます。)
アランはあの一件で、メガシンカの危険を十分すぎる程理解したのだと思います。けれど、それでも何故メガシンカを極めるのか。
これには、2つの要因が絡んでいると思います。
1つは、パキラが見ていたように、アランは「揺らぐことがあっても、最初の意志は変わらない」存在であるためです。(参考:考察4)
旅の中で、様々なメガシンカとの関わりを知った。
そして今回の件で、メガシンカの孕む危険は身をもって知った。
それでも……いや、それを十分踏まえたうえで、自分が最初に志した「メガシンカを極める形」を抱き、成長していきたい。
もう1つは、フラダリが葛藤を持つ存在であった為と考えられます。
アランにとってフラダリは、大切な存在であり、尊敬を抱く人であった。どうすればいいかわからないとき、道をしてくれた相手だった。
そして同時に、街を破壊し、サトシやアラン自身にも牙を向け、ついには世界をも壊そうとした人物だった。
恨めばいいのか、大事に思えばいいのか、怒ればいいのか、嘆けばいいのか。
アランの決断は、明かされていません……しかし、アランはフラダリの事を、サトシと別れるときにこう呼びました。
フラダリ代表、と。
「フラダリさん」から「フラダリ」へと呼び方を変えたサトシとは対照的に(XY&Z第40話)、アランのフラダリへの呼称は変わっていません。
それは、どの気持ちも抱えることにしたからではないでしょうか。
大切な人を傷つけた存在として怒れる気持ちも、大切な存在として尊敬する気持ちも、そして言葉にできないような複雑で純粋な多くの気持ちも。
故に、メガシンカを極める。いつか、フラダリのたどり着いた答えを通るかもしれない。けれど、そこからまた歩き出す。自分の求めるものがあると信じて。
――――――――――
考察と仮説:1:フレア団結成前:前編
考察と仮説:2:フレア団結成前:後編
考察:3:フレア団という組織:結成前と結成後の変化
考察と仮説:4:オペレーションZと巨石作戦
考察と仮説:5:フレア団にとってのアランとサトシ
考察と仮説:1:フレア団結成前:前編
考察と仮説:2:フレア団結成前:後編
考察:3:フレア団という組織:結成前と結成後の変化
考察と仮説:4:オペレーションZと巨石作戦
考察と仮説:5:フレア団にとってのアランとサトシ
<参考>
ポケットモンスター 最強メガシンカ:ACT1~4
ポケットモンスター XY&Z:40話
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