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リーリエに続き、「ポケットモンスター サンムーン」のキャラクターの印象を見て行きます。
今回見るのは、アローラの炎の使い手、カキ。学校に通いながら牧場の手伝いをこなしています。
※「印象の整理」の目的はこちら(記事の分類について)を参照
引用:
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon Copyright(c)TV TOKYO Corporation All rights reserved. |
①家族(特に妹)を大切にしている
②努力家
③島のことが大切
④ちょっと先(兄、先輩に近い存在)
リーリエと同様、他のキャラクターと比べると、数が多くなりました。
それでは、詳しく見て行きます。
①家族(特に妹)を大切にしている
自分の持つ殆どの時間を使って家の手伝いをしていることは勿論、おじいちゃんとの回想シーンや、「アローラパンケーキ大レース!」の予告で「やっぱりうちのアイスクリームが~」と言っていることを見ていて、そう強く感じました。妹のことについては、行動・言動からもそうですが、もう、あの表情(↓)を見たら……ね。
「お兄ちゃ~ん、気を付けてね~」
「はぁ~い」
「はぁ~い」
引用: ©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon Copyright(c)TV TOKYO Corporation All rights reserved. |
②努力家
カキが登場する各話でも思っていましたが、(「釣り」の様子からすべてに対して努力している訳ではなくとも、)一番強く感じたのは、やはり「アローラパンケーキ大レース」での出来事でしょうか。他の参加者がどんどん先へ進む中、重いバクガメスを引っ張り上げてゴールを目指す。夕方になり、もう優勝はできなくなっても棄権をせずにがんばる……。
アローラパンケーキ大レースでは努力の成果はあらわれませんでしたが、牧場での作業の上達や夜のバクガメスとの特訓は効果が出ていたと感じます。
「努力」というとリーリエにも近い印象を感じていたのですが、リーリエはマイナスから0にする(自分が足りないと思うところを治したい!)のに対して、カキは0からプラスにする(自分の力を伸ばしたい!)という違いがあると思います。
③島のことが大切
①に続いて、こちらも「大切」。「ポケットモンスター サンムーン」第2話で強く感じた印象です。特に何を大切にしているかというと……ちょっと言い表すのが難しいですね。火山や太陽という言葉からすると「自然」ということになるのですが、それだと言葉足らずのように思えます。「神聖」という部分が欠けてしまうというか……それに、カキの思う「大切」には、2話でのサトシへのセリフから、人々も入っているので、若干違うと感じてしまいます。
表面に現れる形は自然や人でありながら、その裏に神聖さを持つもの。
(まだ若干違うと感じていますが、)一番近い言葉は、このようになりました。
④ちょっと先(兄、先輩に近い存在)
Zワザを使えるようになると喜んでいたサトシに対し、「Zワザを甘く見るな!」と一喝したカキ。場合によっては「今まで学校でZワザを使えていたのは自分だけであったのに、いきなり来た転校生にその価値を奪われて悔しい!」と取ることもできますが、一喝の後にカキが語った事(Zワザは神聖でなくてはならない……)や、牧場に来たサトシへの対応から、「先にZワザを使える人間としての一喝だったのではないのか」と考えています。
それから、ポケモン(シロン)に触れるようになったリーリエに「やったな」と声をかけていたところや「アローラの炎になるという強い目標を持っていること、②で述べた「0からプラスに変える努力」などを考えると、(Zワザの)後輩にあたるサトシに対してだけではなく、他の人と比べても先輩的なのではないのかなあ、と見ていて感じました。
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以上でカキの印象の整理は終わりです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます!
<参考>
ポケットモンスター サン&ムーン:1話、2話、11話、13話
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