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2016年7月3日日曜日

整理:いままでのアランを振り返る

ver:1.5
(写真の引用を変更しました)
 

引用:(c)NintendoCreaturesGAME FREAKTV TokyoShoProJR Kikaku (c)Pokémon
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 アニポケでは、待ちに待ったカロスリーグが開幕しましたが……アランがメガシンカ10連勝を目指して戦っていた途中で明かした「考えていること」、なぜ最強を目指すのか、などなど……アランについて明らかになっていないことが数多くあります。

今回はそれを考える足掛かりとして、アランが今までどういう道のりを歩んできたのか、時系列に沿って振り返りたいと思います。


それでは行きましょう。


<旅を始める>

 アランはプラターヌの下で助手をしながら、メガシンカのことを学びます

色々な可能性(アラン自身も、色々と考えていました……)浮かぶが、サンプルが少なすぎる……アランはヒトカゲと共に旅をする決意をします。

(この時のヒトカゲは、人懐っこくてかわいいですね。リザードに進化すると少しお調子者になってリザードンになると冷静になる……サトシのリザードンとは反対の方向に行っている気がします。)

 この時の様子を見ると、「最強」が目的、というよりは、「メガシンカの研究が進むこと」が目的だったんですよね。

 しかし、なかなか成果は出せず、焦りを感じはじめていた頃……アランはフラダリと出会い、石を賭けてバトルをし、そして負けてしまいます。

己の思いを成し遂げたければ、最強であれ。敗北したアランにフラダリはそう告げ、メガシンカの力をアランに与えます。(そして、プラターヌを守るため、距離を置くように告げます。)

 リザードンとともに、全てのメガシンカを倒し、その頂点にたつ……その言葉からも、後に出会うアヤカの発言からも、フラダリとの出会いの後のアランとリザードンはただそれをストイックに目指していることがわかります。

 そして、旅の中でアランはマノンと出会います。


<マノンと出会って……>

 マノンはアランについて、「アランって怖いけど、リザードンには優しいし、ポケモンだいすきって感じだし、大きな夢持ってるし、私の理想形なわけよ。」と、語っています。

 対してアランは、最初うっとうしいと存在と思っていましたが、一緒に旅をする中で、次第に大切な存在へと変化していきます。

 それが顕著だったのはact3です。冒頭では、「ついてくるのはいいが、邪魔をするなよ」という言葉から、まだマノンは大切な存在にはなり切れていないと分かりますが、2匹の戦いに巻き込まれた後、マノンはアランにとって、完全に大な存在に変わります。

act4で守るものが増えた、という発言からも、それが分かります。)

 更なる高みへと行くべく、メガシンカ10連勝をめざして戦いますが、その途中、マノンと喧嘩してしまいます。

 「旅を続けたい、危険な目にあってもアランがいれば乗り越えられる」……マノンはそう訴えますが、アランは「もう俺を頼るな、一緒にいると強くなれないんだ」といって、マノンを突き放します。その後、リザードンが何か言いたそうにしますが、アランは「これでいい」と答えます。

(アランが言っていた「考えていること」は、「マノンと一緒に旅をすること」ではないと考えても良いのでしょうか……?)

パキラからの「あなたにとってのメガシンカって?」、「なぜリザードンなの?」という問いかけに答え(アランの完全回答とは限りませんが)、バトルに勝利し、10連勝を果たしますが……ハリマロンが昏睡状態に陥ってしまいます。

 ハリマロンを助け、マノンに笑顔を取り戻す……アランは再び旅立ちます。(ただし、最強にならなくては、という想いそのものは変わっていません)


<サトシとの出会い>

 その最中、アランはサトシと出会います。きっかけは、サトシとショータがしていたバトルでした。

 石も無いのにポケモンの姿が変わるゲッコウガとそのパートナー……しかし、アランのサトシに対しての認識は、ただ純粋にバトルを楽しめる「ライバル」へと変化していきます。

 アランとリザードンの旅の中に、「マノンとハリさんの笑顔を取り戻す」以外の目的が生まれました。

 サトシと全力でバトルしたい……そのアランの想いは、アランにジムを巡らせ、リーグへと導きました。



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 と、以上がアランの様子になります。

 これらの事柄と、以前行った印象の整理をもとに、次回からアランについて考察していきます。


(参考)
最強メガシンカ:ACT1~4
ポケットモンスターXY&Z:13話、14話、23話、32話

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